第二回 名古屋大学多文化共生川柳コンテスト
Nagoya University Intercultural ”Human haiku” Contest - 2021

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Submitted works 2021



個人枠・留学生個人枠


1.止むを得ずカメラ止めたり出前館
​
詠み手:Kohjirô
作品のストーリー:自宅リモート授業が常となる今、自炊がたまに間に合わないこともあります。出前を頼んで、時々授業中で早めに来てしまったり慌ててzoomカメラを止めることがあります。

2.授業料 全額免除 いきかえる
​
詠み手:我要喝水

3.新レシピ 国内外で いじられる
​
詠み手:里芋たろー
作品のストーリー:私は時折料理で新しい組み合わせに挑戦したくなります。2021年から交換留学で英国に来ており、隔離期間の間野菜や果物が用意されていなかったため、オートミールに瓶詰めのティッカマサラ(カレー)をかけて食べる大発明をしました。同じ寮の様々な国籍の学生に見せたのですが、この組み合わせが奇妙でツボにハマったようでその後何度もネタにされました。また、日本人の友達に写真を見せたときも同じような反応をしており、自分のアイデアで国内外で笑いを取れたのが嬉しかったと同時に、今まで遠い存在だった外国人がグッと身近に感じた瞬間でした。

4.統計は 一秒だけで 天地の差
​
詠み手:kemizunomi
作品のストーリー:文系の学生ですが、秋学期に統計の授業を取りました。
一つ一つの統計式を理解するためには数学の知識が必要で、文系の私にとってかなり難しいです。一瞬ぼーっとするだけで先生が言っていることがわからなくなってきます。
授業後スライドを見て復習するのができますが、たくさんのことがわからないまま復習するより、最初から集中して聞こうようにしています。

5.手当てある、年末年始。百円だ。
​
詠み手:バイト戦士​

6.白い雪 梅の木の上 赤い花
​
詠み手:カオル​
作品のストーリー:冬になると、寒くて外に出たくないですが、窓の外には一本の梅の木に気付きました。白い雪の下に、小さいな赤い梅の花が咲いています。

7.オメガ株のころにはあだ名で呼べたら
​
詠み手:おつかい同心​​
作品のストーリー:そんなものがあればの話だが

8.ステイホーム みんなにもうついて行けない
​
詠み手:おつかい同心​​

9.3秒反省後 ベットに入って 継き食べ
​
詠み手:冬理嘉
作品のストーリー:外出も控えて、家に閉じ込める時間も増えました。
当然、太くなって、ダイエットもチャレンジしましたが、
​また、食べる私の姿を見て、来年もダイエットも失敗だなと感じました。
でも、3秒はダイエットについて考えています。(笑)

10.久々に 図書館に着くと 工事で閉
​
詠み手:冬理嘉
作品のストーリー:家に閉じ込められ、外出も控えていますけど、
留学生としてもっと勉強しなければならないとパッと考えました。
近くの図書館に行くとあら!工事。
がっがりしましたけど、外出だけど満足!
必ず、図書館の案内をみないとだめだと思いました。

11.Go to, stay, eat わしゃ犬か
​
詠み手:しげ翁
作品のストーリー:Go to トラベル、stay ホーム、go to eatと国民への政府の呼びかけが2転3転しましたことを川柳にしてみました。

12.真夜中に メモをとる音 夢の歌
​
詠み手:あかつき
作品のストーリー:大学院の生活に憧れているので、元気満々!

13.手ぶらでも 空を畑に 星は種
​
詠み手:あかつき
作品のストーリー:不安な心持ちを取り除くようにお願いします。頑張れ!

14.雪が降る  抱負の毛布  埋める顔
​
詠み手:ジョーヤ
作品のストーリー:私の抱負のうちの一つは名大の雪を見ること。今年もコロナで旅行ができず。代わりに、15度の部屋にて我が身を毛布で包む。今は名大の全景を写真で見るだけ。

15.コロナはさ 慣れているなら 普通だ
​
詠み手:九

16.会社行け 光熱費食費 もったいない
​
詠み手:ゆみりん​
作品のストーリー:しばらく夫がテレワーク中で閉じこもってガンガンに暖房かけて
ネットもつなぐので光熱費がバカになりません。
食事代も家か外食するとバカになりません。
多分一般家庭の奥さんがそう思っている人が多いと思います。

17.ネット授業 社長のように フレックス
​
詠み手:神木 清隆​

18.コロナ逃げ 頂き行こう 初富士の
​
詠み手:神木 清隆​

19.コロナさん 婚期奪うの やめてくれ
​
詠み手:神木 清隆​

20.コロナちゃん ころころ変わるの やめにしよ
​
詠み手:神木 清隆​

21.行きたいな 緩和いかんわ 板挟み
​
詠み手:神木 清隆​

22.救急車 家にあるのは 火の車
​
詠み手:神木 清隆​

23.老化かな ワクチンのせい 手の痺れ
​
詠み手:神木 清隆​

24.博士号 集団免疫 蜃気楼
​
詠み手:神木 清隆​

25.コロナとの 戦う日々が 我が五輪
​
詠み手:神木 清隆​

26.オミクロン 僕が戦う メガトロン
​
詠み手:神木 清隆​

27.職場でも ひとりわびしい お弁当

詠み手:神木 清隆​

28.良い悪い そろそろはっきり 専門家

詠み手:神木 清隆​

29.専門家 魅せるは時の 紙吹雪

詠み手:神木 清隆​
ストーリー:​論文と紙をかけました。

30.遠くから 誰もが祈る 救急車

詠み手:神木 清隆​

31.テレワーク 遠くに感じる 妻子ども

詠み手:神木 清隆​

32.今年こそ あの新歓を 後輩に

詠み手:神木 清隆​

33.コロナより 感染しやすい マスク美人

詠み手:神木 清隆​

34.コロナより 感染しやすい マスク美人

詠み手:神木 清隆​

35.コロナ禍で 前より笑顔 愛おしい

詠み手:神木 清隆​

36.4月には 僕もコロナも しゅうそくだ

詠み手:神木 清隆​
ストーリー:​就職と終息です。

37.お気に入り テイクアウトよ 消えないで

詠み手:神木 清隆​

37.数が減り 一息つく間に 再宣言

詠み手:神木 清隆​

38.マスクして 息苦しさの 試験受け

詠み手:神木 清隆​

39.大晦日 紅白二色は 紙とペン

詠み手:神木 清隆
ストーリー:卒論や修論の提出前の直しです。​

40.マスクあり 見分けられない 人の顔

詠み手:神木 清隆​
ストーリー:​留学生からは難易度があがるのではと考えました。

41.初富士の 頂き見据え 歩きけり

詠み手:神木 清隆​

42.窓辺から 耳元撫でた 秋の蝉

詠み手:神木 清隆​

43.一目惚れ 芸術祭の 初デート

詠み手:神木 清隆​

44.ウィズコロナ ノンフィクションの 理想郷

詠み手:神木 清隆​

45.コロナ禍で 家の平穏 見直され

詠み手:神木 清隆​
ストーリー:​虐待が多くなったと聴きます。

46.自粛して 見たい映画も なくなった

詠み手:神木 清隆​

47.高校に 通っているのに もう大人

詠み手:神木 清隆​
ストーリー:​18歳から成人になります

48.近寄れぬ マスク出産 胸痛む

詠み手:神木 清隆​

49.暇つぶし 私欲しいの ひつまぶし

詠み手:神木 清隆​

50.久しぶり 学校給食 食べたいな

詠み手:神木 清隆​

51.家に呼び みんなと一緒に 遊びたい

詠み手:神木 清隆​

52.学校の 話せぬ黙食 笑顔なし

詠み手:神木 清隆​

53.ウィズコロナ 出来ても次の ウィズコロナ

詠み手:神木 清隆​
ストーリー:​コロナは変異株で毎回ウィズコロナしているように思いました。

54.5-ALA  板藍根と 医者みたい

詠み手:神木 清隆​
ストーリー:​調べたコロナ対策でサプリメントや薬の知識が増えました。

55.雪曇り 太陽と僕 頑張ろう

詠み手:エゴン

56.タイ人には 日本寒すぎ 休眠だ

詠み手:日本で生唐辛子探しているタイ人
ストーリー:​タイ人です。初めて日本にきました。タイの留学生たちと「雪が見たい」と
毎日、騒いでてましたが、ある日に雪が降りました。しかし、寒むすぎて、
タイ人たちは窓を眺めて、一切、動きしないまま、これでいいと言いました。

57.初の旅     不安とスリル    夢の国

詠み手:鉛の兵隊
ストーリー:​去年コロナ禍ながらでも、初めて来日したので、今までまかったこともたくさん体験できたことはきっかけになりました。

58.七草で修論レース振り返る

詠み手:八重桜

59.マスクなき顔馴染みなき友よさらば

詠み手:八重桜

60.家に来た 静かな寝顔 白いネコ

詠み手:サイナ
ストーリー:
この二年間、コロナ禍によって、いらいらしていて、暗い気持ちにいました。しかし、コロナが広がる中、新しく家で飼い始めた白いネコの穏やかな寝顔を見て、私はとても癒されました。このような気持ちを、暗い気分と白いネコ、いらいらと猫の静かさ、を対比させて表現しました。​

61.ロックダウン ニュースで見たが 明日我が身

詠み手:神木 清隆

62.止まる足 i留学が 背中押す

詠み手:神木 清隆

63.ギリシャへの興味湧かせるコロナかな

詠み手:Showtime​
ストーリー:
2021年はデルタ、カッパ、ミュー、そして現在流行しているオミクロンのようにギリシャ文字が当てられた新型コロナウイルスの株を度々耳にしました。それをテレビ等で毎日知るたびに、使われるギリシャ文字からギリシャ語を連想しました。そして、ギリシャ語が文法や単語の面からどういった言語か、あるいはそれを話すギリシャはどんな国かという興味を抱くようになりました。コロナウイルスという存在は恐ろしいと思う反面、こうして自分の好奇心を高める思いがけないきっかけとなったという意外性を句にしました。

64.今年こそ みんなで会食 行きタイガー
詠み手:Mきの​
ストーリー:寅年である今年は、みんなで気兼ねなく会食に行けるようになるといいですね。きっと寅のようにいっぱい飲み食いするんだろうなあ...

65.あの夏の雨は強いぞコロナより

詠み手:Showtime​
ストーリー:2021年の8月は異常なほど、雨の日が多かった記憶があります。私はその状況で、食材調達など必要最小限の外出しかしなくなりました。その頃、デルタ株が猛威を振るい緊急事態宣言も発令されました。緊急事態宣言で不要不急の外出を控えるのはよく言われることですが、私にとってはそれよりもその時に続いた雨が外出の足止めに強く影響していたなと思います。

66.また増えた 共通テスト 大波乱

詠み手:神木 清隆

67.コロナ無し 嬉しいようで 穴がある

詠み手:神木 清隆

68.初めての ワクチン打って する休み

詠み手:神木 清隆
ストーリー:
ズル休みとかけました。今まで休んだことがない人も正当に休めます。​

69.宣言で 好きな温泉 また一年

詠み手:神木 清隆

70.元気かな? パソコン開けば How are you?

詠み手:ケープラ
ストーリー:
コロナ禍で、なかなか人と会うことができなくなりました。しかし、パソコンやスマホを使ってオンラインで会うということが普及し、自国内のみならず、世界中と繋がれるようにもなりました。
そんな今では、自国の人、近い人だけではなく、他国の人、遠くの人ともパソコンで繋がることができ、互いの無事を祈ることができます。元気かな?と日本語で言っていた今までとは違い、How are you?と海外の人の安否も問えます。言葉の壁を越えてオンラインで繋がれる今だからこその一句です。​

71.検温に 髪飾りゆれ 成人式

詠み手:やっとかめーだい
ストーリー:前髪をそっと手であげ、検温をしてもらう新成人。静かな空気の中で、髪飾りがキラキラとゆれる風景から詠んでみました。​

72.父と母 挺して守る 泣く子ども

詠み手:神木 清隆
ストーリー:​虐待が多くなったと聴きます、子は鎹とも言います。家庭の平和は子が守っているのでしょう。

73.過渡期から 牛に引かれて 収束へ

詠み手:神木 清隆
ストーリー:​牛年も終わりましたのでそろそろという希望から。

74.今年こそ 見つける我が家の 虎の巻

詠み手:神木 清隆
ストーリー:​コロナに振り回される日々とお別れしたい気持ちです。

75.Life in screen, new  hobbies, new plants  inner peace, found

詠み手:Christopher Calvin​
ストーリー:​It is overall flashback of what we mostly experienced during the most trying time of pandemic struggle. However, we can still count our blessings through pleasure in small things. Even, the smallest things can play a great deal of role in how 2021 shaped us. Hence, the story of my work

76.all my words  no longer...in...safe distance twenty twenty two

詠み手:Christopher Calvin​
ストーリー:​This haiku represents my outmost dream and hope for what year of 2022 will lead all of us to. However, i want to emphasize that our liberty is marked when we altogether finally succeded to emerge as a maskless community after constant struggle against this global fear, especially when we all can gather and socialize the way we used to do so cheerful and so carefree

77.梅雨空に 蒲生広げる 大きな葉

詠み手:神木 清隆
ストーリー:​蒲生の大クスを見て。

78.world at rest  letting in...morning light  i too...am self-healing

詠み手:Christopher Calvin​
ストーリー:​This work tries to convey the idea of how 2021 actually is to global and personal experience. Not only is the world under long-term breaks, mankind also try their best to convalesce with the aid of morher nature.

79.すり減った みんなに祈る アブソリューション

詠み手:神木 清隆
ストーリー:​蒲コロナで世界中の多くの人の心が擦り切れ、ときに争いが起きたことへの祈りから

80.resolution:  i turn introvert. shy.  to courage. bold. 

詠み手:Christopher Calvin​
ストーリー:​This work along with the translation tries to highlight a resolution of a person deeply dedicated to change even enhance his/her character better as future is laid before him/her. So, the decision is self-improvement.

81.春休み ズーム大学 卒業へ

詠み手:瀬川はやみ​
ストーリー:​コロナ禍で日本へ渡航できない留学生の声。春休み中にZOOM(ズーム)大学を卒業できますようにという願いを込めて…、

82. Windblown grass  ...trampled...blown...trampled  learns to rise  

詠み手: Christopher Calvin 
ストーリー:​One of lots of 2021 memories I can still clearly remember ringing in my mind is the moment I was observing grasses in a park, where people would simply step on grasses any time. However, I saw a strong resilience that mankind similarly shares in terms of surviving the worst turn of event a year ago. Hence, grass is one among many that gave me a mesmerizing memory of 2021.

83.後輩に「日本には行けない」と言った。  

詠み手: イクシン
ストーリー:​本当に行けない。

84.we are all gumdrops of gravitational waves chewed by remote stars  

詠み手: Poilock
ストーリー:​While doing research related to gravitational waves, it suddenly occurred to me whether gravitational waves would pull or stretch us. And the answer is yes. If remote stars had minds, would we be like gumdrops to them?

85.Dust drowned play stations. I’ve wasted money on it. Why waste time to play?  

詠み手: 千賀

86.コロナ禍で   中日の絆    同裳マスク

詠み手: あさ
ストーリー:​コロナが一番最初に流行したとき、日本政府だけでなく、民間団体や企業などから、マスク不足に困っていた中国を助けの手を出したのです。そのとき、私は感動の涙を流しました。日本から送られたマスクにではなく、マスクや物資と一緒に贈られていた詩、「豈曰無衣、与子同裳(服がなければ、1着の服を一緒に着ればよい)」にでした。マスクがたりなければ、「同裳」マスクの支援に感謝の気持ちを込めて、この機会に、日本語版の「詩」を書かせていただきました。

87.名古屋味噌 煮込饂飩 二人前

詠み手: パグ様
ストーリー:​うどんを食べる時、作ったものです。
​名古屋大学に留学にきて、現地でできた友達と名産品の煮込みうどんを冬に仲良く食べる様子。

88.spring begins...  ...buds of dandelion blown  soon i will follow

詠み手: Christopher Calvin
ストーリー:​This work reflects on our outmost wish and hope for 2022. We all are aware of the fact that we do not have wings, but we all can imagine we can fly somewhere around the world as carefree as flower buds blooming then fleeting away wherever the wind takes them to.

89.躊躇うな 未来へ進め 思うまま

詠み手: 蔡蔡

90.曲がり角 行きつ戻りつ 片思い

詠み手: SAI

91.あおぞらに くもがうごきて やまのすそ

詠み手: まるまる
ストーリー:​指導教授から、山の裾というメタファーに対する感想について聞かれました。母語にない比喩なので、印象に残って、俳句に使ってみました。

92.影伸びて腰を伸ばせば息白し

詠み手: Yancey
ストーリー:​冬の朝は早く起きるようにしています。陽射しが物の影を伸ばすのがきれいですし、窓を開ければ腰を伸ばしたくなります。吐いた息を見ていると、1日の元気がもらえた気がします。そんな小さな楽しみに一句を詠んだのです。

93.秋からの 名古屋ライフよ もう終わり

詠み手: オレンジちゃん
ストーリー:2019年の秋から名古屋に留学に来て、もう二年半過ぎました。あっという間に修士の生活が終わりました。時間はさすが矢の如し早いですね。

94.いつのまに 締め切りがまた やってきた

詠み手: ​ヒロシ

95.遠距離さ 水槽暮らし 三ヶ月

詠み手: ​ゆるさんか
ストーリー:​遠距離恋愛に入ったら、ビデオ電話でしかコミュニケーションができなくなる。すると、これまで側にいたあの人間は急にスマホのちっぽけなスクリーンに納められ、水槽で暮らす飼育魚のように見えてしまう。去年はパートナーと三ヶ月間会っていなかったが、この発想を共有するといつも二人で吹き出した。

96.listening closely  ...to the howling wolves  i feel your pain, friend

詠み手: ​Christopher Calvin
ストーリー:​This work tries to describe how wolves express their lonesomeness by howling to reach out other wolves. Similarly, mankind should be able to share such frustration over gradual loss of social interactions, especially in memories of 2021.

97.コロナから 電気料金 やや高く

詠み手: ​クラリス
ストーリー:​コロナから授業も研究会も通信化した環境では、学校に行くことを控えめて、研究室にいる時間も減ったから、賃貸アパートの電気料金が高くなることを感じました。

98.遠隔で 通学時間 瞬く間

詠み手: ​たつ
ストーリー:​コロナ禍で遠隔授業を受けざるを得ないことに対する揶揄です。

99.朝五時に 窓を泣かせる 雪の華

詠み手: ​碗ちゃん
ストーリー:​朝のアルバイトをしているので、いつも五時か六時くらい起きる。2021年の最後の日、朝の五時は雪が降った。窓につけるきれいな雪はすぐに溶けて、窓の涙になったみたいだった。夜明け前に起きて仕事に行く私は窓の涙を見たら、突然に寂しくなった。もし雪が自分の顔で溶けたら、窓のように泣いてしまうと感じた。

100.in this fine haiku / I see that’s my only "sin" / passing wind too soon

詠み手: Otsenre

101.opening candy  slowly...slowly...  then it rolls down

詠み手: Christopher Calvin
ストーリー:This work tries to touch the sense of humor in memories of 2021 by the analogy of opening a candy. Somehow, we just do not see whenever storm may come and ruin all in our sight even though our plans are solid. In 2021, there are no other words than "delay, cancellation, closed" for any sorts of activities we have listed.

102.opening windows...  time to move on from Zoom  to life server

詠み手: Christopher Calvin
ストーリー:If 2021 wants us to connect deeper with digital world and online servers, we can always expect to re-connect ourselves to old world in new normal, especially real-time socializing.

103.new calendar  recycling  old agenda

詠み手: Christopher Calvin
ストーリー:This work highlights the humor in regards to resolutions of new year that are mostly byproducts of recycled or reused previous year's resolutions. Ironically, we can altogether laugh at ourselves upon reading this work then simply approve of the fact that we usually rename unresolved goals with new titles as to make ourselves feel better.

104.practicing  over...over...again  self-introduction

詠み手: Christopher Calvin
ストーリー:This work reminds me heavily of the complexity of 2021 over offline to online activity for the very first time. Imagine meeting someone via screen rather than face-to-face, then you will see how anxious things can be if words just come out randomly far from what you had planned earlier. Hence, this still makes me laugh to this day

105.still unopened  white mask she wore  from last year

詠み手: Christopher Calvin
ストーリー:some people are just not ready to let go of 2021 and 2020. So, the dilemma is in-between while time is proceeding towards 2022. Mask becomes the most iconic symbol of 2020-2021, and the majority of people still wear it due to lingering pandemic concerns. Hence, this work reflects on such dilemmatic situation.

106.うちを出たら おいしい空気 あ!マスクを

詠み手: シアン

107.forgetting my mask  speaking louder  than usual​

詠み手: Christopher Calvin
ストーリー:This work tries to approach the funny idea of how forgetful we can be when we already entered the year of transition from usually wearing mask in 2021 to sometimes wearing mask in 2022. So, we forgot how to set the tone when we try to communicate

108.成長は Web会議でも すっぴんで

詠み手: セン

109.気になるが ナンパはできぬ マスク美人

詠み手: セン

110.一学期 いっぱいできた ネット仲間

詠み手: セン

111.post-covid...  the sudden burst  of kids outside

詠み手: Christopher Calvin
ストーリー:This work approaches the idea of the excitement children must experience when no rules nor restriction is applied for outdoor activites. Hence, the feeling is genuinely inexplicable yet carefree similar to winning a lottery or such.

112.午後五時 鹿しかないわ 奈良でなら

詠み手: 眞坂将暉
ストーリー:​奈良へ旅行するときの話ですけど、午後五時ぐらいも真っ黒で、街には誰もいなくなりました。残ったのは、鹿たちだけでした。奈良は結構ロースピードということが以前から聞いたことがありましたが、今回は実感しました。でも穏やかな雰囲気で、マイスーピドで良かったなと思います。

113.自分のこと 決めたくなったの 年女

詠み手: のの
ストーリー:​就職など未来と関わるいろんな選択肢を目の前にして悩んだり焦ったり、初めて自らで自分の未来を決めたいと意識するようになりました。24歳となる寅年の2022年はきちんと自己を立てていきたい決心を込めてこの川柳を書きました。

114.コロナ禍で 遠くに霞む 君の香

詠み手: 神木 清隆
ストーリー:​コロナ禍で好きな人の香りを忘れていくことから。

115.writings on board  still the same  from years ago

詠み手: Christopher Calvin
ストーリー:This work approaches the idea of the excitement children must experience when no rules nor restriction is applied for outdoor activites. Hence, the feeling is genuinely inexplicable yet carefree similar to winning a lottery or such.

116.filling new year  a reunion...  just enough

詠み手: Christopher Calvin
ストーリー:2022's greatest expectation for all of us is not something spectacular or else, but a small and heartwarming gathering is already enough to begin with.

117.Obituary...  the exact due  of covid 

詠み手: Christopher Calvin
ストーリー:The most anticipated news to global citizien since V-Day news marking the end of world war II

118.first day of school  cherry blossoms  not on desktop

詠み手: Christopher Calvin

119.夢に見た 京都鎌倉 いつ行ける

詠み手: 神木 清隆
ストーリー:​日本好きの留学生は旅行もしたかったでしょう。

120.待ちわびた 四季の移ろい 日本食

詠み手: 神木 清隆

121.ノックして 踏み訪れた 花の園

詠み手: 神木 清隆
ストーリー:​何度もノックして求めてやってきた(留学)桜の木、春の訪れ。

122.無くなった 通学時間で ランニング

詠み手: 神木 清隆
ストーリー:​遠隔授業のおかげで電車を使わず運動の機会が増えました。

123.遠隔で 寝起き10秒 遅刻なし

詠み手: 神木 清隆

124.愛の先 マスク外せる 仲になる

詠み手: 神木 清隆
ストーリー:​恋の過程に、家族のようにお互いにマスクを外して話せる仲が加わりました。

125.好きの先 マスク外せる 仲になる

詠み手: 神木 清隆
ストーリー:​恋の過程に、家族のようにお互いにマスクを外して話せる仲が加わりました。

126.白い息 あっと気づいた 鼻マスク

詠み手: 神木 清隆

127.籠の鳥 夢を隠して 風を待つ

詠み手: 星泉
ストーリー:私の日本留学を書き出した川柳です。
コロナによって日本ではなく自国でオンライン授業を受けています。日本へ行って授業を受けてさまざまな文化を体験したい希望があるが入国禁止のため日本へ行くことができません。周りからはせっかくの留学なのに日本に行けなくて残念ではないかと聞かれます。 もちろん残念ですが、周りの人たちには「大丈夫」と答えて本気を隠しています。 いつか日本に行くその日を待ちながら

128.コロナ禍で 初アルバイト 出前業

詠み手: 神木 清隆
ストーリー:​配達業務が増えました。

129.同じ部屋 二重生活 我が国は

詠み手: 星泉
ストーリー:​オンラインで日本語で授業をして日本時間で授業を聞いていますがその授業が終わったら自国の言語と時間帯を使うのを書いてみました。

130.人生の 初めての寄付 コロナ基金

詠み手: 神木 清隆
ストーリー:​コロナで多くの寄付が求められ、多くの人が協力しました。

131.作業中 パソコンなんか まくらもと

詠み手: 未来卵焼き
ストーリー:​​動き出した思考で、目を閉じても一向に眠気が出てこないため、論文とかは一度書き始めたら止まらない派です。それでも、目はさすがに痛くなるので、そんなときはパソンコンをまくらにして、仮眠をとるようにしています。

132.副反応 何もなくって 拍子抜け

詠み手: 鷄つくね串

133.コロナ渦で 鍛えられるは 目の筋力

詠み手: 卒論早く終わって欲しい
ストーリー:​マスクをしているので、目だけを使ったコミュニケーションになりがちですよね。
普段笑顔に見えるあの人も、マスクの下(鼻から下)は真顔なのではないかと想像すると震えます。

134.俳句詠む 君の姿を 思い出す

詠み手: Arabidopmin
ストーリー:​昨年の第一回多文化共生川柳コンテストに参加したときに一緒に俳句を考えた先輩が卒業してもうすぐ一年です。俳句を考えてたら、去年の先輩の作品を見つけて懐かしくなりました。また今年もどこかで先輩は俳句を詠んでいるだろうか、、、

135.カメラオフ 布団で受ける ZOOM授業

詠み手: レモン

136.new page... forgotten goals  rewritten again

詠み手: Christopher Calvin
ストーリー:​Hopes of 2022 to some people may seemingly about goals and hopes people longed for to happen previously but somehow forgotten over the course of time.

137.起きて直ぐ 動かずzoom 開き寝る

詠み手: フジコナカイガラムシ
ストーリー:​在宅ワークやオンライン授業にも慣れ、以前より怠惰に送る生活を戒めるために作品として表現しました。

138.鈴の鳴る 入江の彼方 伏す鷹鬼

詠み手: NWTKK

139.so brief the first and last day  on my mind

詠み手: Christopher Calvin

140.デパ地下は 自粛しらずの 別世界

詠み手: やっとかめーだい
ストーリー:デパ地下は、まん延防止が始まっても朝から混雑。そこにいる自分に苦笑しつつ詠みました。

141.ちょっと嫌 学籍番号 567

詠み手: 豊田幸三
ストーリー:​567という数字がコロナの隠語として使われるようになってきているので、学籍番号に567が入っていたらちょっと気になるなと思ったからです。

142.never too late  to figure out  my ikigai

詠み手: Christopher Calvin

143.二年分 想いを込める 演奏会

詠み手: 五目ごはん
ストーリー:​昨年はコロナの影響で開催できなかったサークルの定期演奏会。
今年は観客の人数を制限しながらも、なんとか開催することができました。

144.another year...  another flower...  another life...

詠み手: Christopher Calvin

145.last year  all faces buried in mask

詠み手: Christopher Calvin

146.おうち時間 どこまで育つ ソメイヨシノ

詠み手: ワトソン
ストーリー:​コロナの自粛期間は、長くて息の詰まる大変なものですが、植物などを植えて時間と共に成長する様子を家で観察できるのも良いことなのかなあと思いました。

147.元日も SNSで 平日だ

詠み手: 十三
ストーリー:​社交恐怖症によるSNSに追われて溜まってた圧力発散の文句。

148.砂時計 流れるのは 少年の夢

詠み手: ​星沉

149.油を売る 本に書ければ 辞書になる
​

詠み手: ​星沉
​ストーリー:​油を売る時が多すぎて、もしそのたびに書き留めておけば、それはもう辞書のように厚いのです。

150.キーボード ぶち壊すのは 誰の一生

詠み手: ​星沉

151.冬は過ぎ 溶け消しの雪 いないの君

詠み手: ​星沉

152.窓前に 君は景色 俺は君
​
詠み手: ​星沉
​ストーリー:​​窓の前に、あなたは景色を見て、私は風景を見ているあなたを見ています。


コラボレーション枠


I.締め切りは この正月を 台無しに

詠み手【コラボレーション枠】:シロウト・M2の記憶

II.慣れてきた オンラインゼミ 辛くない

詠み手【コラボレーション枠】:勝ち鯛・シロウト

III.怪物で 町が彩る。 ハローウィン

詠み手【コラボレーション枠】:ブラジル・風物詩

IV.もう二年 積もるは時の 思い遣り

詠み手【コラボレーション枠】:アヒル・神木清隆

V.判断が 右往左往の 里帰り

詠み手【コラボレーション枠】:鬼・神木清隆

VI.オミクロン ワクパスワクチン 効いてくれ

詠み手【コラボレーション枠】:神木清隆・勝ち鯛

VII.変異株 二千二十二 何処へ行く

詠み手【コラボレーション枠】:神木清隆・勝ち鯛

VIII.振り替えって 子ども時代は 戻らない

詠み手【コラボレーション枠】:神木清隆・勝ち鯛

IX.夢だった オリンピックに 行けず、泣き

詠み手【コラボレーション枠】:神木清隆・新体操ファン​

X.錠剤が 待ち遠しいよ オミクロン

詠み手【コラボレーション枠】:神木清隆・新体操ファン​

XI.ピクミンと 一緒に解決 運動不足

詠み手【コラボレーション枠】:バスボム・レモン・ひよ子​

XII.終わらない ビンゴカードに 当たりなし

詠み手【コラボレーション枠】:卒論早く出したい・バスボム

XII.雪のせい にしちゃおうかな この気持ち

詠み手【コラボレーション枠】:ひよ子・勝ち鯛




大会規定/Contest Rules  

  • 応募資格:どなたでも応募可能
  • 応募枠:個人、留学生個人、リレー。複数の枠での応募を可とする。
  • 応募方法:本ホームページよりオンライン応募
  • 応募締め切り:2022年1月21日(金) 17:00(JST)
  • 審査方法:名古屋大学の教職員が作品の審査を行う
  • 投稿作品の公開:全作品がホームページで公表される
  • 優勝者に対して表彰状および記念品が贈呈される

  • Eligibility: Everyone is welcome to apply
  • Application categories: Individual, International student individual, Collaboration. Feel free to apply in multiple categories.
  • Application is available from "Apply" page of from the button below.
  • Deadline: 17:00 (JST) on January 21, 2022
  • Winners to be decided by a committee of Nagoya University teaching staff.
  • All the participating works will be displayed on the contest webpage. 
  • The winners will be awarded with honorable certificates and memorable gifts​.
Picture
応募する/Apply
主催:名古屋大学国際機構国際教育交流センター教育交流部門
協力:名古屋大学文学部国際化推進室、名古屋大学工学部国際交流室
Hosted by 
Department of International Education and Exchange, 
IEEC, Nagoya University
In cooperation with NU School of Humanities International Office & NU School of Engineering International Academic Exchange Office


問い合わせ/Contact us:[email protected]
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